・サイズ:約100cm×約222cm
・素材:コットン100%
・産地:インドネシア
ジャワ島北部の港町チレボンのバティックを代表するモチーフ「メガムンドゥン」が染められたバティック・トゥリス(手描きバティック)です。
「メガムンドゥン」とは、インドネシア語で「雨雲」を意味します。
中国から渡ってきた人たちが多く住んでいることでも知られるチレボンでは、バティックにも中国文化の影響が見られます。
雨雲は、「天からの恵みの雨を降らせてくれる縁起の良いもの」として、古くから大切にされてきたモチーフと言われています。
バティック・トゥリスは、「チャンティン」と呼ばれる銅や真鍮製の器具に溶かしたロウを入れて、布に直接模様を描きこむ技法ですが、メガムンドゥンは、ひとつひとつの「雨雲」の周りに微妙なグラデーションを入れていくのに時間と労力がかかります。
グラデーション1色を入れるために、それ以外の部分をチャンティンでロウ付けしてから染色して...という作業を繰り返します。
目が細かく柔らかな肌触りのプリミシマ(最高級品質)コットン製ですので、お洋服にアレンジされてもステキです。
タペストリとして壁にかけていただいたり、テーブルクロスやソファカバー、ベッドカバーなどのマルチクロスとしても、アジアンリゾート・スタイルのインテリア・コーディネートをお楽しみいただけます。
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【バティックについて】
ユネスコの世界無形文化遺産にも認定されている、インドネシアのバティック(ろうけつ染め)。
インドネシアでは、各島や各地域によってデザインや色合いに特色があり、古来より継承されてきました。
バティックは、主に、「バティック・トゥリス(手描きバティック)」、「バティック・チャップ(型押しバティック)」、「プリント・バティック(布に直接模様が印刷されたもの。ロウは使われていません。)」に分けられます。
バリの人たちは、バティックをサロン(腰布)や被りものとして身につけたり、敷物やタペストリ、ベッドカバーなどのマルチクロスとして、ふだんの生活にさりげなく取り入れて使っています。