・サイズ:バティック 約114cm×約208cm
*ドリアン型小物入れ(Lサイズ)は後述
・素材:コットン、チーク材
・インドネシア製
インドネシア ジャワ島中部に位置する古都ソロ(スラカルタ)で制作されたバティック・トゥリス(手描きバティック)とチーク製のドリアン型小物入れ(Lサイズ)です。
ソロ(スラカルタ)は、バティックの一大産地として知られ、古くからジャワ王朝で栄えた古都ということもあり、王族の庇護のもと、極楽鳥やカウォン(七宝模様)、パラン(短剣を並べた様子から生まれたとされる斜め模様)などの禁制模様が染められたバティックが発展してきたことでも有名です。
こちらのバティックは、白地に極楽鳥や蝶が花々の間を飛び交うモチーフが染められていますが、ロウで防染しながら白地を際立たせる(白抜き)の技術にため息が出てしまうほど、細い線で写実的に描写されています。
ブラウスやチュニックなどのお洋服の生地としても、また、お部屋に飾ってもとても印象的で素敵なバティックです。
チーク製のドリアン型小物入れは、果物ドリアンの特徴である表面の細かい突起までほぼ本物そっくりに彫られています。
軸の付いた蓋を開け、中にチョコレートやキャンディーなどを入れることができます。お茶用の「棗(なつめ)」としてもお使いいただけます。
南国のゆったりした自然を感じながらのティータイムも素敵ですね。
【バティックについて】
ユネスコの世界無形文化遺産にも認定されている、インドネシアのバティック(ろうけつ染め)。
インドネシアでは、各島や各地域によってデザインや色合いに特色があり、古来より継承されてきました。
バティックは、主に、「バティック・トゥリス(手描きバティック)」、「バティック・チャップ(型押しバティック)」、「プリント・バティック(布に直接模様が印刷されたもの。ロウは使われていません。)」に分けられます。
バリの人たちは、バティックをサロン(腰布)や被りものとして身につけたり、敷物やタペストリ、ベッドカバーなどのマルチクロスとして、ふだんの生活にさりげなく取り入れて使っています。