・サイズ：バティックトゥリス（D) 約104cm×約200cm
バティックチャップ（B/E/H) 約112cm×約204cm
＊アタバスケットは後述
・素材：プリミシマコットン、アタ
・インドネシア製
インドネシア ジャワ島中部（中部ジャワ州）北部海岸に位置する港町プカロンガンで制作されたバティック・トゥリス（手描きバティック）とバティック・チャップ(型押し染めバティック）およびアタ製楕円形持ち手付きバスケットです。
古くから外国との交易で栄えたプカロンガンには、オランダをはじめとするヨーロッパや他アジア諸国からの流行や文化が入ってきました。
オランダ人女性が始めたと言われるバティック工房では、ヨーロッパ風の花束（ブーケタン）を大胆にデザインに採り入れたバティックが脚光を浴び、現在でもプカロンガンのバティックは、花更紗の代名詞とも言われています。一方で、中部ジャワの古都ソロ（現スラカルタ）やジョグジャカルタなどの王朝文化の影響も受けた伝統柄もよく見られます。
両側に丸い輪っかの「持ち手」の付いた楕円形型のバスケットは、まるで両耳のような形から現地では「kuping（クピン＝耳）」の愛称で呼ばれていました。
バスケット上部のなだらかな曲線が、優しい雰囲気を感じさせてくれます。
フルーツやパンなどけっこう入りますし、メイクグッズや小物などの収納にも便利かと思います。
【バティックについて】
ユネスコの世界無形文化遺産にも認定されている、インドネシアのバティック（ろうけつ染め）。
インドネシアでは、各島や各地域によってデザインや色合いに特色があり、古来より継承されてきました。
バティックは、主に、「バティック・トゥリス（手描きバティック）」、「バティック・チャップ（型押しバティック）」、「プリント・バティック（布に直接模様が印刷されたもの。ロウは使われていません。）」に分けられます。
バリの人たちは、バティックをサロン（腰布）や被りものとして身につけたり、敷物やタペストリ、ベッドカバーなどのマルチクロスとして、ふだんの生活にさりげなく取り入れて使っています。
【両側に持ち手の付いたアタ製楕円形バスケット】
持ち手がありますので、持ち運びもラクです。
【ご注意】
アタ製品は、職人さんがひとつひとつ手で編み込み、天日干しとココナッツ殻のチップで燻される工程を経て作られています。
複数の在庫がある商品につきましては、微妙にサイズや燻された後の色の濃さの違い等が見られることがあります。手作り品の特性をご理解、ご了承いただいた上でお買い求めくださいませ。
【バティックトゥリスD】
こちらのバティックトゥリスは、花更紗でも「パギソレ」と呼ばれ、色の雰囲気が真ん中でがらっと変わり、パギ（昼）用とソレ（夜）用で正面の色を変えてサロンとして巻いたことから「パギソレ」と呼ばれています。
また、こちらのバティックトゥリスは、プカロンガンのバティックを表す色として知られるブルーが基調となっている爽やかな印象のバティックです。
布の端と裾にも一連の花柄が染められています。
以下のバティックは、「チャップ（型押し染め）」です。
ブーケタン（花束）の背景の地模様に中部ジャワの伝統的な柄（チュプロック、カウン、星状模様など）が染められているのが特徴です。
【バティックチャップB】
【バティックチャップE】
【バティックチャップH】
バティックは、お洗濯可能です（色もの用洗剤で手洗いしてください。なお、多少色落ちしますので、単品でのお洗濯をおすすめします）。
【バティックなどの布製品について】
・当店では、できるだけ実物に忠実な画像を撮影・掲載するよう努めておりますが、モニターや解像度などによっても、実物とご覧いただいたイメージとが変わる場合がございますことご了承くださいませ。
・バティック（ろうけつ染め）には、製造工程中に生じた色ムラや織りムラ、糸の攣り（つり）などが見られることがございます。手作り品の特性をご了承いただいた上でお買い上げくださいませ。
・折りたたんで発送させていただきますので、たたみじわ、折りじわ等発生いたしますが、ご了承くださいませ。
・布の表面に、まれに防染に使った際の「ロウ」がこびりついている場合がございます。その場合は、お手数ですが、水洗いしながら手で揉んでいただければ大抵落とせます。
・バティックをお洗濯される際には、多少色落ちしますので、必ず単独で洗っていただき、白い物と一緒に洗わないようご注意ください。軽く絞って（きつく絞るとシワの原因になります）、日陰の風通しの良い場所に干してください。
